骨粗しょう症:骨の量(骨量)が減って骨が弱くなる、骨折しやすくなる病気。痛みはないが…

● 骨粗しょう症

【症状】

骨の量(骨量)が減って骨が弱くなる、骨折しやすくなる病気。痛みはないが、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすい。

【原因】

からだの中の骨は生きていて、新たに作られること(骨形成)と溶かして壊されること(骨吸収)を繰り返しているが、このバランスが崩れることで、骨がスカスカになっている。圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深い。

【治療法】

内服薬や注射などによる治療。日常の過ごし方も大切。カルシウムや適量のタンパク質をとる。運動、日光浴をする。閉経後の女性には、整形外科医の定期的な骨密度検査を勧め る。(当院では手首から1分測定)